そもそもなんでイタリアへ行くことになったかの話。
6月、決めていた展示会とは別にインスタで知ったStreet Photographyへ出すことを決め、写真を選定していた。
そこへ、昨年数枚提出したものの端にも棒にも引っ掛からなかったTrieste Photodays Urbanへ参加の誘いが来る。昨年は怖いもの知らずというか、舐め腐っていた、とでもいうか、出せばなんか起きるのかな、みたいな気持ちで応募していたのだ。そんなんで選出されるわけないのだが。
話を戻すと、勧誘メールは明らかにリストから自動送信された感じのものだったが、1枚なら無料で提出できるという。
前述のことから、私は全く乗り気ではなかった。
しかし、無料なら出してみるかな、という現金な私も同時に存在していて、なんの期待もなく本当に1カットだけ提出した。
それが一次選考を通過したので、1枚分の料金さえ払えば受賞の如何と関係なく展示されるとメールが来た。料金的にも国内展示と同じくらい。しかもそこそこ大きいパネルを製作してくれるというので、断る理由もなくすぐ支払いを済ませた。
当然、その程度の認識で簡単にショートリストへ残れるわけがなかった。
しかし奇しくも7月より、京都のECHOで製作したパネルを流用した展示が長野で始まる。3ヶ月予定だが、延長できればイタリアと同時に展示されるかもしれない。
こんなこと素人に毛が生えたような私に何度とあるわけがないので、それならひとつ、写真祭の空気を嗅ぎ行ってみようかなと思ったのが7月下旬。
それからすぐに代理店へ行った。相手はなんでも聞いてくれるし、失うものは何もない。相手もそれを織り込み済みで、この価格で取れるのは今だけですと時々こっちの足元見ながらながら話を聞く。
そして、イタリア・トリエステを軸に、近隣のスロベニア、昨年のおかわり国セルビア、トルコ、アゼルバイジャンの5カ国周遊のスケジュールを組んでもらった。
私は渡されたプリントを見て白目をむいた。スケジュール通り動くなら80万。諸経費入れたらほぼ100万円。
じゃあ、ちょっと行ってきます、ってなわけいかんがな!!
わああああ、去年とは大違いですねえ戦争の影響ですかねえ〜と納得行ったような口ぶりで全く納得いってない私は渡された料金表を片手にそそくさと退散した。